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天童草書体咲き分け駒
天童草書体咲き分け駒とは?
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赤と黒の独得の書体の将棋駒。彫駒、彫埋め駒、盛り上げ駒が中心の最近の将棋駒ですが、唯一、漆による書き駒です。 日本でただお一人の“書き駒師”伊藤太郎氏による気迫の逸品です。 本来将棋駒は書き駒が主体でした。江戸期それまでは、公家・上級武士だけの嗜みであった将棋・囲碁が庶民にも伝えられ 娯楽として楽しまれました。ただ将棋の場合は字率の低い庶民には駒文字の意味が理解しがたく、そこで庶民にもわかりやすい ようにと、武将の姿を漫画風文字にアレンジし記されたのがこの“天童草書体”という独得の書体でありました。 当時の交番である、番所(今の交番)の役人がこのんで使ったことから、“番太郎駒”ともよばれ、庶民にもっとも愛された 駒であったわけです。 しかし大正時代から彫り駒が作られるようになると、次第に書き駒が廃れ、当時200人以上いた書き師も、現在では伊藤太郎氏ただお一人と なられました。漆を特殊な筆先につけ一発必書でさっと書き上げる姿は圧巻で、まちがいのゆるされない職人の卓越した技がそこにはあります。 故にこの消え行く日本のよき伝統文化を一人でも多くの方に知っていただきたく紹介いたしました。 |
草書体 王将の説明

鎧・兜を着た書体。裃・袴を付けた書体。といわれる独得の書体“天童流草書体”は、武士の内職から始まった駒作りという歴史的背景があります。
まず写真Aと写真Bの@〜Jまでの数字は共通しています。
例えば写真Aの@と写真B@は同じ部分の鍬形(くわがた)という事です。このように順番に文字の部首部分と鎧・兜の部品名称を照合いたしますと、Aは武将の顔である面。又Bは化粧板・Cは大袖を表現しています。故に王の部分は兜である上半身部分という事です。
次に体である鎧の部分はGが胴先緒Jがはいだてとなり、ぐっと下方に広がり急に上部へ筆先をはらう部分が写真Cのような戦袴をはいた部分を表現しています。
これは他の駒にも共通で、武将の凛とした姿勢と鎧・兜をまとった厳めつさを表現しています。余談になりますが、時代小説家の戸部新十郎氏も小説のなかで、この書き駒が武将を表現しているという事を書かれています。
草書体 飛車の説明

上記写真Aは、宮中における武官(武将)の正装である“狩衣”です。武官は束帯に闕腋(けってき)の袍を着用しました。これは両脇が開いており、文官の縫腋(ほうえき)の袍のように、襴がなく、裾が長くなっています。おそらくこの装束からアレンジしたと考えられます。 順番に説明いたしますと、@は五位以上の冠で、威儀を示すために用いられたと考えらえる、【糸委】(おいかけ)平安時代後期以後の形式は、馬の尻毛を放射状に並べて半円形とし、冠にかける緒につけて両耳のところにあてました。Aは蒔絵の弓 弓は左手にとりますが、ここから左手を弓手(ゆんで)とよぶようになりました。儀仗に際して弓箭を携えました。Bは表袴(うえのはかま)Cは太刀となります。 飛車という駒は、「王より飛車をかわいがり」という言葉があるように、非常に重要な働きをする駒で駒の中でも上級将校の立場にあり、それ故武官の優雅さと華麗さを表現したと考えられます。
ぜひこの機会にお買い求めください。

| 品質 | 標準販売価格 | 特別販売価格 |
|---|---|---|
| 天童草書体咲き分け駒(桐箱付き) | \19,800 |

